肌と喉を潤す:冬の乾燥に効く薬膳スープ

close up photo of person s hand pouring soup from stainless bowl 普段使いの薬膳レシピ
Photo by cottonbro studio on Pexels.com

冬になると肌の乾燥や喉のイガイガが気になりませんか?
東洋医学では、これらの不調は「肺」の働きと深く関係しています。肺は呼吸を司るだけでなく、皮膚や粘膜の潤いを保つ臓腑と考えられています。寒く乾いた空気が続くと、肺の「潤い=陰」が不足し、「陰虚」と呼ばれる状態になりやすいのです。

陰虚が進むと、肌がカサつく、喉が渇く、空咳が出る、髪がパサつくといった症状が現れます。
そんな時におすすめなのが、体の内側から潤いを補う“薬膳スープ”。今回は、家庭でも作りやすく、美味しく体を潤すスープレシピをご紹介します。


🍐白きくらげと梨の潤いスープ(2人分)

材料

  • 白きくらげ(乾燥)…5g
  • 梨…1/2個
  • 鶏むね肉…100g
  • クコの実…小さじ1
  • はちみつ…小さじ1
  • 生姜(薄切り)…2枚
  • 水…400ml
  • 塩…少々

作り方

  1. 白きくらげをぬるま湯で戻し、石づきを取り除いて食べやすく切る。
  2. 梨は皮をむき、一口大に切る。鶏むね肉はそぎ切りに。
  3. 鍋に水と生姜を入れ、鶏肉・白きくらげ・梨・クコの実を加える。
  4. 弱火で20分ほどコトコト煮込み、最後に塩とはちみつで味を整える。

ポイント
白きくらげは「潤いの王様」とも呼ばれる薬膳食材。肺や肌を潤し、乾燥による咳や肌荒れを防ぎます。梨もまた、肺を潤して喉の渇きを鎮める食材。甘味と優しい香りで、疲れた体と心を癒してくれます。


🌿生活養生のポイント

  1. 加湿+潤いの呼吸
     寝室や仕事場の乾燥を防ぎましょう。加湿器や濡れタオルを使って湿度を保つことは、肺のケアにもつながります。
     また、深呼吸を意識することで気の巡りが整い、肺の機能が高まります。
  2. 潤いを逃がさない食習慣
     乾燥する時期は、辛い物・揚げ物・アルコールを控え、白色食材(大根・れんこん・百合根・山芋など)を取り入れましょう。
     これらは肺を潤し、体のバランスをやさしく整えてくれます。
  3. 夜更かしは「潤いの敵」
     陰の時間帯(夜)にしっかり休むことで、体の潤いは自然に補われます。睡眠を「美肌の薬膳」と考えて、大切にしてください。

寒さと乾燥が深まる季節、体の中から潤す意識を。
温かいスープで、肌も喉もしっとりと整えていきましょう。

タイトルとURLをコピーしました