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導入
インフルエンザが本格的に流行しはじめ、
家族の誰かが発症すると、
どうしても次々とうつってしまいがちです。
そんな時こそ、毎日の食事が味方になります。
「薬膳」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、
実はスーパーの食材だけでできる
シンプルな家庭の知恵なんですよ。
無理せず、できる範囲で整えていきましょう。
東洋医学でみる:感染を広げないための体づくり
東洋医学では、家族内感染を防ぐポイントは
大きく 3つ あります。
- ① 衛気(えいき)を高める
→ 体表を守る「バリア力」。弱るとすぐ感染する。 - ② 肺の調子を整える
→ 呼吸器のうるおいを保ち、ウイルスを寄せつけにくくする。 - ③ 脾(ひ)=胃腸を整え、体力を保つ
→ 消化力が落ちると免疫も低下。
ちょっと専門的に聞こえますが、
要するに「体を温めて」「乾燥を防ぎ」「体力を落とさない」。
この3つがそろえば、感染しにくい体に近づきます。
焦らず、家族でできることから取り入れてみましょう。
家族内感染を防ぐ薬膳食材(スーパーで買えます)
① れんこん(肺を潤し、咳を防ぐ)
- のどの乾燥を防ぐ
- 肺の機能を助ける
- 子どもにも食べやすい味
② 玉ねぎ(体を温める・菌を寄せつけにくい)
- 体表のバリア力=衛気を補う
- 血行をよくする
- スープ・炒め物に万能
③ しょうが(体を温めて免疫を助ける)
- 体を芯から温める
- 消化を助ける
- 風邪予防の定番
④ もち米(体力を補う)
- 胃腸にやさしい
- 体力のもと「気(き)」を補う
- 雑炊やおかゆにぴったり
⑤ はちみつ(のどを潤す)
- 乾燥対策に
- 温かい飲み物と合わせやすい
どれも「家庭で続けられる」ことを重視しています。
薬膳は習慣にしてこそ力を発揮します。
レシピ:れんこんと鶏団子の潤いスープ

家族みんなで食べやすい、
優しい味の薬膳スープをご紹介します。
材料(2~3人分)
- れんこん:150g
- 鶏ひき肉:150g
- 玉ねぎ:1/4個
- 生姜:1かけ
- 片栗粉:大さじ1
- だし汁:500ml
- 塩:少々
- 醤油:小さじ1
作り方
- れんこんの半分をすりおろし、残りは薄切りに。
- 鶏ひき肉・すりおろしたれんこん・刻んだ玉ねぎ・生姜・片栗粉を混ぜ、団子を作る。
- だし汁を温め、れんこんの薄切りを入れる。
- 鶏団子を一つずつ落として10分煮る。
- 塩と醤油で味を調える。
れんこんのとろみで、
胃腸にも優しいスープに仕上がります。
生活養生:家庭内でできる感染予防
① 部屋の加湿をしっかり
- 乾燥するとウイルスが広がりやすい
- 洗濯物の室内干しでもOK
② 温かい飲み物で喉を潤す
- 白湯、はちみつ湯、しょうが湯がおすすめ
- こまめに飲むのがポイント
③ 睡眠を削らない
- 疲れがたまりやすい季節
- 30分早く布団に入るだけでも違う
④ 家族で同じ物を食べる
- 料理で「温める・潤す」を共有すると感染リスクが減る
- 無理のない範囲で同じメニューにするのも◎
できることをゆるく続ければ大丈夫です。
食事は「家庭の治癒力」を高めてくれる大きな味方になりますよ。
まとめ
家族内感染を防ぐには、
「体を温める」「肺を潤す」「体力を保つ」
この3つがとても大切です。
れんこん・玉ねぎ・しょうがなど、
身近な食材で整えるだけでも十分。
毎日の食卓を少し工夫して、
家族全員で冬を元気に乗り切りましょう。




