胃腸の疲れに◎脾を補う薬膳で元気をチャージ

woman under comforter 普段使いの薬膳レシピ
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胃腸の疲れは「脾」の弱り?東洋医学の視点から

「最近、食欲がない…」「ちょっと食べただけでお腹が張る」
そんな症状、実は東洋医学でいう“脾(ひ)”の働きが弱っているサインかもしれません。

“脾”とは西洋医学の「脾臓」とは異なり、
東洋医学では「消化・吸収・栄養を全身に運ぶ」重要な役割を担っています。
脾が弱ると、食べたものからうまくエネルギー(気・血)を作り出せなくなり、
結果として「疲れやすい」「むくむ」「下痢しやすい」「やる気が出ない」といった不調が現れるのです。


脾虚チェックリスト

  • 食後にすぐ眠くなる
  • 食欲が安定しない
  • 冷たいものや油ものが苦手
  • 舌の縁に歯型がある
  • お腹が張りやすい
  • 体がだるく、疲れやすい

当てはまる項目が多い場合は、“脾虚”タイプの可能性大。
そんなときは「補脾(ほひ)」「健脾(けんぴ)」を意識した薬膳がオススメです。


健脾・補気にオススメの薬膳食材

食材 東洋医学的効能
白米・もち米 脾を補い、体を温める
山芋 補気・健脾・滋養強壮
ハトムギ 利水・健脾・むくみ解消
カボチャ 補気・補中・胃腸にやさしい
大根 消化促進・気の巡りを整える
鶏肉(特に胸肉) 補気・消化に負担をかけない
クコの実 滋養・目の疲れにも◎

🍲レシピ紹介:かぼちゃと山芋の薬膳スープ

〈材料〉(2〜3人分)

  • カボチャ…150g(皮をむいて角切り)
  • 山芋…100g(すりおろす)
  • 鶏むね肉…100g(そぎ切り)
  • 生姜…1かけ(千切り)
  • だし汁…500ml(昆布+干し椎茸でもOK)
  • 塩…少々
  • クコの実…小さじ1(戻しておく)

〈作り方〉

  1. 鶏肉はさっと下茹でして臭みをとる。
  2. 鍋にだし汁とカボチャ、生姜を入れて柔らかくなるまで煮る。
  3. 鶏肉と山芋を加え、さらに弱火で煮込む。
  4. 最後に塩で味を整え、戻したクコの実をトッピングして完成。

胃腸を労わる生活習慣も大切

薬膳は“食”の面から体調を整える知恵ですが、胃腸をケアするには生活リズムも重要です。

  • 冷たいものの摂りすぎを控える
  • 夜遅くの食事は避ける
  • 食後すぐに横にならない
  • よく噛んで食べる
  • 適度に運動して気血を巡らせる

このようなちょっとした心がけが、“脾”の働きを高め、胃腸を元気に保つ秘訣になります。


まとめ:脾をいたわって、心も体も元気に

東洋医学では、「脾は後天の本(こうてんのもと)」と言われ、生まれつきの体質を補う大切な臓腑とされています。
脾をいたわることで、気力・体力が回復し、心まで明るくなるのが薬膳の魅力。

疲れた胃腸に優しいレシピを、ぜひ生活に取り入れてみてくださいね。

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