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導入
11月も後半に入り、
朝晩の冷えと空気の乾燥が一気に強まってきましたね。
体が冷えやすく、喉の乾燥や肌あれが増える時期です。
こんな季節は、食べるもので体調が大きく変わります。
薬膳の考え方を少し取り入れるだけで、
「元気が出ない」「なんとなく不調」
そんな毎日をやわらげることができます。
無理なく続けられる養生法をまとめました。
東洋医学でみる:11月後半のからだの特徴
東洋医学では11月は「冬への入口」と考えます。
この時期のキーワードは 「冷え・乾燥・エネルギー不足」 の3つ。
■1. 体を温める力が落ちる
→ 気温が下がり、体温を維持するためにエネルギーを消耗します。
■2. 肺が弱りやすい
→ 空気が乾燥し、喉の痛み・咳・息苦しさが出やすくなる。
■3. 胃腸が疲れやすい
→ 気温差で自律神経が乱れ、消化力が落ちる。
東洋医学的には、
「体を温める」「潤す」「胃腸を整える」
この3つを意識すると、冬を元気に迎えられます。
11月後半におすすめの薬膳食材
どれもスーパーで手軽にそろう食材ばかりです。
① さつまいも(胃腸を整え、元気を補う)
- 消化を助ける
- 冷えからくる食欲低下にも良い
- 甘味が心を落ち着かせる
② 白菜(体を潤す)
- 肺・皮膚・喉をうるおす
- 鍋物で使いやすく、体を軽く整える
③ 豚肉(体力を補う・乾燥に強い)
- 冬の「気・血・津液(うるおい)」を補う
- 疲れがたまりやすい人に
④ 長ねぎ(体を温める)
- 冷えからくる不調を防ぐ
- 血行をよくし肩こりにも◎
⑤ しょうが(冷えを改善)
- 冷えを追い出す基本の食材
- 体を中から温める
乾燥+冷えの時期は、
「温めつつ、同時にうるおす」ことが大切です。
レシピ:豚肉と白菜のとろとろ生姜スープ

シンプルで毎日続けやすい、
11月後半の養生スープです。
材料(2人前)
- 豚こま肉:150g
- 白菜:2枚
- しょうが:1かけ
- 長ねぎ:1/2本
- だし汁:500ml
- 塩:少々
- しょうゆ:小さじ1
- 片栗粉:小さじ2(水で溶く)
作り方
- 白菜をざく切り、ねぎは斜め切り、しょうがは千切りに。
- 鍋にだし汁・白菜・ねぎを入れ、弱火で5分煮る。
- 豚肉・しょうがを加え、さらに10分煮る。
- 塩・しょうゆで味を整える。
- 水溶き片栗粉で軽くとろみをつける。
白菜の甘さとしょうがの香りで、
体がじんわり温まるスープです。
生活養生:今日からできる冬支度
①「首」を冷やさない
- マフラー・タートルネックで冷えを防ぐ
- お風呂で首をしっかり温める
② 夜は白湯を一杯
- 体の巡りが良くなり、寝つきも改善
- 胃腸にも負担をかけにくい
③ 加湿で肺を守る
- 寝室の加湿はとても大切
- 濡れタオルをかけるだけでもOK
④ 深呼吸で気持ちを整える
- 緊張がゆるみ、血行がよくなる
- 1日10秒でできるセルフケア
「完璧にやらなきゃ」と思わなくて大丈夫です。
できることを少しずつ続けるだけで、
体はちゃんと応えてくれます。
まとめ
11月後半は、
「冷え」「乾燥」「疲れ」
この3つがそろう時期です。
今日のスープのように、
体を温めつつ、うるおいを補う食事を意識するだけで
冬の不調を大きく減らすことができます。
ゆっくり温まりながら、
季節の変化をやさしく乗り越えていきましょう。




