乾燥と冷えが強まる11月後半の薬膳ケア

普段使いの薬膳レシピ

読了時間:5分

導入

11月も後半に入り、
朝晩の冷えと空気の乾燥が一気に強まってきましたね。
体が冷えやすく、喉の乾燥や肌あれが増える時期です。

こんな季節は、食べるもので体調が大きく変わります。
薬膳の考え方を少し取り入れるだけで、
「元気が出ない」「なんとなく不調」
そんな毎日をやわらげることができます。

無理なく続けられる養生法をまとめました。


東洋医学でみる:11月後半のからだの特徴

東洋医学では11月は「冬への入口」と考えます。
この時期のキーワードは 「冷え・乾燥・エネルギー不足」 の3つ。

■1. 体を温める力が落ちる

→ 気温が下がり、体温を維持するためにエネルギーを消耗します。

■2. 肺が弱りやすい

→ 空気が乾燥し、喉の痛み・咳・息苦しさが出やすくなる。

■3. 胃腸が疲れやすい

→ 気温差で自律神経が乱れ、消化力が落ちる。

東洋医学的には、
「体を温める」「潤す」「胃腸を整える」
この3つを意識すると、冬を元気に迎えられます。


11月後半におすすめの薬膳食材

どれもスーパーで手軽にそろう食材ばかりです。

① さつまいも(胃腸を整え、元気を補う)

  • 消化を助ける
  • 冷えからくる食欲低下にも良い
  • 甘味が心を落ち着かせる

② 白菜(体を潤す)

  • 肺・皮膚・喉をうるおす
  • 鍋物で使いやすく、体を軽く整える

③ 豚肉(体力を補う・乾燥に強い)

  • 冬の「気・血・津液(うるおい)」を補う
  • 疲れがたまりやすい人に

④ 長ねぎ(体を温める)

  • 冷えからくる不調を防ぐ
  • 血行をよくし肩こりにも◎

⑤ しょうが(冷えを改善)

  • 冷えを追い出す基本の食材
  • 体を中から温める

乾燥+冷えの時期は、
「温めつつ、同時にうるおす」ことが大切です。


レシピ:豚肉と白菜のとろとろ生姜スープ

シンプルで毎日続けやすい、
11月後半の養生スープです。

材料(2人前)

  • 豚こま肉:150g
  • 白菜:2枚
  • しょうが:1かけ
  • 長ねぎ:1/2本
  • だし汁:500ml
  • 塩:少々
  • しょうゆ:小さじ1
  • 片栗粉:小さじ2(水で溶く)

作り方

  1. 白菜をざく切り、ねぎは斜め切り、しょうがは千切りに。
  2. 鍋にだし汁・白菜・ねぎを入れ、弱火で5分煮る。
  3. 豚肉・しょうがを加え、さらに10分煮る。
  4. 塩・しょうゆで味を整える。
  5. 水溶き片栗粉で軽くとろみをつける。

白菜の甘さとしょうがの香りで、
体がじんわり温まるスープです。


生活養生:今日からできる冬支度

①「首」を冷やさない

  • マフラー・タートルネックで冷えを防ぐ
  • お風呂で首をしっかり温める

② 夜は白湯を一杯

  • 体の巡りが良くなり、寝つきも改善
  • 胃腸にも負担をかけにくい

③ 加湿で肺を守る

  • 寝室の加湿はとても大切
  • 濡れタオルをかけるだけでもOK

④ 深呼吸で気持ちを整える

  • 緊張がゆるみ、血行がよくなる
  • 1日10秒でできるセルフケア

「完璧にやらなきゃ」と思わなくて大丈夫です。
できることを少しずつ続けるだけで、
体はちゃんと応えてくれます。


まとめ

11月後半は、
「冷え」「乾燥」「疲れ」
この3つがそろう時期です。

今日のスープのように、
体を温めつつ、うるおいを補う食事を意識するだけで
冬の不調を大きく減らすことができます。

ゆっくり温まりながら、
季節の変化をやさしく乗り越えていきましょう。

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