冬を迎える前の身体づくり:あたためる薬膳で冷え対策

red beans in a net bag 普段使いの薬膳レシピ
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秋が深まり、朝晩の冷え込みを感じる季節。冬に向けて体が変化していくこの時期に、「手足が冷える」「疲れやすい」「朝起きるとだるい」といったサインは出ていませんか?
東洋医学では、冬は「腎」を中心に、エネルギーを蓄える季節と考えられており、冬本番を元気に過ごすためには秋の終わりから準備を始めることが大切だとされています。


🔥東洋医学でみる「冬の冷え」の根本原因

私たちの体には、本来「陽気(ようき)」と呼ばれるあたたかさを生む力が備わっています。
ところが、

  • 疲労
  • 不規則な生活
  • 過労
  • ストレス
  • 過度な冷飲食

などによって、この陽気が弱まると、手足や下半身の冷え、胃腸の不調、朝のだるさなどが現れてきます。

さらに冬は、腎が影響を受けやすい季節
腎は、生命エネルギー・体温・老化・代謝と深く関係しており、ここが弱ってしまうと冷えが深くなり、冬にさらに体調を崩しやすくなります。

つまり、冬の前にすべきは
「腎」を補い、陽気を養うこと。


🍴体を温める薬膳食材のポイント

食材効能おすすめの状態
羊肉体を芯から温める / 血を補うスープ・煮込み
生姜冷えを散らし、巡りを改善加熱がおすすめ
黒ごま腎を補い、血を養うすりごまで
黒豆腎を養い、むくみ改善煮物 / スープ
山芋気と陰を補い体力UPとろろ・スープ

ポイントは、黒い食材(腎を補う)×温める食材 の組み合わせ。


🍲薬膳レシピ

「羊肉と黒豆のあったか薬膳スープ」

材料(2人分)

  • 羊肉…150g
  • 黒豆(乾燥)…50g
  • 生姜…1かけ(スライス)
  • ネギ(白い部分)…1/2本
  • クコの実…小さじ1
  • 水…600ml
  • 塩…少々

作り方

  1. 黒豆は軽く洗い、できれば一晩水に浸けておく。
  2. 鍋に黒豆・生姜・水を入れ、弱火で20分煮る。
  3. そこに羊肉・ネギを加え、さらに20分煮込む。
  4. 最後にクコの実と塩を加え味を整える。

効能

  • 羊肉 × 生姜 → 体を芯から温める
  • 黒豆・クコの実 → 腎を補い、疲労回復
  • 長時間コトコト煮る → 消化にやさしく、胃腸も整う

🧧生活養生:冬前に意識したいこと

  • 冷たい飲み物は控えて常温~温かいものへ
  • お腹と腰(腎の場所)を冷やさない
  • 夜更かしを避け、早寝で「腎」を守る
  • 深い呼吸とゆっくり歩く時間をとる

特に**「腰回りを温める」**ことで、腎の陽気は守られます。
腹巻き、湯たんぽ、とても良いです◎

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