疲れ・だるさの東洋医学的な原因とは?
日々の疲れやだるさは、現代人にとってよくある悩みのひとつ。東洋医学では「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」のバランスが崩れることで、慢性的な疲れが生じると考えられています。
- 気虚(ききょ):エネルギー不足。食事や睡眠の質が低いと気が不足し、やる気が出ない、朝から疲れているといった状態に。
- 血虚(けっきょ):血の不足により、肌や髪のツヤがなくなり、集中力や元気が低下します。
- 湿邪(しつじゃ):湿気や体内の余分な水分が停滞すると、身体が重だるく感じます。梅雨や春先に増えがちです。
疲れ・だるさを和らげる薬膳食材
エネルギーを補う「補気(ほき)」の食材
- 高麗人参:代表的な補気食材。疲労回復や免疫力アップに。
- 山芋:胃腸の働きを助け、気を養います。
- 黒豆:腎を補い、疲れにくい身体づくりをサポート。
血を養う「補血(ほけつ)」の食材
- クコの実:目の疲れにも◎。滋養強壮効果あり。
- 棗(なつめ):精神的な疲れにも。甘くて食べやすい。
- レバー:鉄分が豊富で、血虚対策に効果的。
湿をさばく「利湿(りしつ)」の食材
- ハトムギ:余分な水分を排出し、体の重さをスッキリ。
- 大豆:むくみ対策にもなる利湿食材。
- 緑豆:清熱解毒効果もあり、春夏におすすめ。
疲れに効く!薬膳レシピ:山芋とクコの実の滋養スープ
材料(2人分)
- 山芋 100g(すりおろす)
- クコの実 大さじ1(軽く戻す)
- 鶏むね肉 100g(そぎ切り)
- 長ネギ 1/2本(斜め薄切り)
- 生姜 1片(千切り)
- 中華スープ 500ml
- 塩・醤油 少々
作り方
- 鍋に中華スープを入れて火にかけ、鶏むね肉を入れる。
- 火が通ったら、山芋、クコの実、生姜、長ネギを加える。
- 味を塩・醤油で整えて、完成。
まとめ
疲れ・だるさは「がんばりすぎサイン」。薬膳で体の声にやさしく耳を傾け、バランスの取れた生活を目指しましょう。無理をせず、まずは食事から心と体を整えてみませんか?

