ゴールデンウィークが明けると「なんとなくだるい」「やる気が出ない」…いわゆる5月病が起きやすい時期です。
連休中に薬膳スープを仕込んでおくだけで、体のリセットと5月病予防が同時にできます。
なぜ連休明けに体調を崩しやすいのか
薬膳・中医学の視点では、GW明けの体調不良は「気の消耗+肝の疲れ」が原因です。
- 連休中の不規則な生活で「気(エネルギー)」が消耗する
- 気温差・環境の変化で「肝(自律神経・感情のコントロール)」が疲弊する
- 連休後の急な活動再開で「脾(消化機能)」が追いつかない
これが重なると、「だるい・眠れない・気分が落ち込む」という5月病的な状態になります。
GWに仕込む薬膳スープ3選
スープ①:気を補う「鶏肉と山芋のほっこりスープ」
気虚(疲れやすい・やる気が出ない)タイプにおすすめ
鶏肉は「補気」の代表食材。山芋・なつめ・クコの実を合わせると、気と血を同時に補えます。
材料(4人分)
- 鶏もも肉 300g
- 山芋 200g(乱切り)
- なつめ 8粒
- クコの実 大さじ2
- しょうが 2枚
- 水 1.5L
- 塩・しょうゆ 少々
作り方
- 鶏肉を一口大に切り、さっと湯通しする
- 鍋に水・鶏肉・なつめ・しょうがを入れ、弱火で30分煮る
- 山芋を加えてさらに10分
- クコの実を加え、塩・しょうゆで味を整えて完成
作り置きして毎朝温めるだけ。忙しいGW明けの朝に大活躍します。
スープ②:肝のケアに「セロリと豆腐のさっぱりスープ」
イライラ・頭痛・寝つきが悪いタイプにおすすめ
セロリは「疏肝理気(肝の気をめぐらせる)」の代表食材。豆腐の優しいタンパク質が肝を養います。
材料(4人分)
- セロリ 2本
- 豆腐 1丁
- えのき 1袋
- 鶏ガラスープ 1L
- 塩・白こしょう 少々
- ごま油 少々
作り方
- セロリは斜め切り、豆腐は角切り、えのきはほぐす
- スープを沸かし、セロリとえのきを入れて3分煮る
- 豆腐を加えてひと煮立ち
- 塩・白こしょうで調味し、仕上げにごま油をひと回し
あっさりしていて春に食べやすく、連休の食べ過ぎリセットにも向いています。
スープ③:脾を整える「かぼちゃと小豆のやさしいスープ」
消化不良・むくみ・食欲不振タイプにおすすめ
かぼちゃ+小豆の組み合わせは「補脾利湿」の定番。消化機能を整え、余分な水分を排出します。
材料(4人分)
- かぼちゃ 1/4個(角切り)
- 小豆(水煮缶) 1缶
- 水 800ml
- 塩 少々
- はちみつ(お好みで)少々
作り方
- かぼちゃと水を鍋に入れ、柔らかくなるまで煮る(約15分)
- 小豆の水煮を汁ごと加えてひと煮立ち
- 塩で調味(甘めにしたい場合ははちみつを少々)
おかずにもおやつにもなる万能スープ。子どもも食べやすい味です。
5月病を予防する生活の工夫
スープと合わせて取り入れたい習慣を紹介します。
- 連休中も起床時間を一定に保つ(体内時計のズレを防ぐ)
- 外の空気に触れる散歩を1日1回入れる(気のめぐりを促す)
- 甘いもの・脂っこいものを控える(脾への負担を減らす)
「連休だから」と完全に生活リズムを崩すと、体がリカバリーできずに5月病になりやすくなります。
薬膳の知識をもっと深めたい方へ
季節の変わり目に体が整う食事を続けるには、基本的な薬膳の知識があるととても役立ちます。
まとめ
GWに薬膳スープを仕込んでおくだけで、連休明けの体のリセットと5月病予防が同時にできます。気を補うスープ・肝をケアするスープ・脾を整えるスープの3種類を使い分けて、5月を元気よくスタートしましょう。
